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7・8月の読書メーターまとめ

2012.09.09 15:09|雑記
どうも、私です。

先月はうっかり7月の読書メーターまとめを更新し忘れました。
読書メーターでは先月分までしかまとめのデータを取得できないので、7月分に関しては簡易ですが自分で作ってみました。というわけで、7・8月分まとめての更新です。

と、その前に近況報告。
何とも芳しくないです。
公募の進捗状況が……ね。
〆切が9月末だということを考えると、もう中盤まで書き進んでてもおかしくないぐらいなんですが、未だにストーリーの細かい部分で止まってます。
入院だとか何とかで8月がほぼ予定で埋まってしまったのは仕方ないとしても、9月に入ってからの自分のやる気のなさがね…。
そろそろ有言実行したいところですけど、この分じゃ間に合いそうにないです。
これは来年に回すことになるかな、なんて考えているのですが、12月に入ったら就活が始まってしまいます。
余り時間は取れないでしょうね。
というわけで、応募には間に合いませんが、今年中に完成を目指していこうかと思います。
今度こそ……今度こそ本気を出したい(願望)

それと、今年で部活は引退ですが、それまでに短編を一本書きます。
もう構想もそれなりに固まってまして、今度もSFになりそうです。
こちらは12月にでも投下できるかと思います。

それでは、まとめは続きからどうぞ。



7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊

そして誰もいなくなる (中公文庫)
名作を下敷きにした作品だけあって、元の作品の題材をよく理解した上で、それに作者なりの要素を加えて書かれており、名前だけ借りたような薄っぺらい作品などでは無い。後半からの怒涛の展開には目を見張るものがあり、王道的なミステリに仕上がっているのではと思う。元の作品のテーマである「法律で裁けない罪」に対する作者独自の解釈は、中々面白味のあるものだった。
著者:今邑 彩
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
伏線が明らかになりつつも、話はより複雑になってきた印象。主人公と栞子さんの仲が深まってきていることに和まされつつも、そこかしこから見え隠れするダークさ・ミステリアスさは健在であり、終始和やかなままとはいかず。話を引き立てるいいアクセントになっていると思う。
著者:三上 延
魔法使いなら味噌を喰え!3 (講談社ラノベ文庫)
著者:澄守 彩
スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA)
SF作品でありつつも、そのテーマは小難しいものでなく、ごく身近で普遍的なもの。見どころはやはり、人間と人工妖精達との関係性であると思う。ただ愛してほしいと願う人工妖精達の想いが捻じ曲げられ、利用されてしまっているのが、何とも悲痛である。日傘が流行している理由が、想い人が手を握ってくれないからというのも切なく、この作品のテーマもそこに集約されているのではと思った。
著者:籘真 千歳
愚者のエンドロール (角川文庫)
『氷菓』よりはミステリ色が強かったなという印象。ミステリについて話し合うという、いわばメタミステリ的な話の進行は、ミステリをそこまで読んだことの無い自分には新鮮で面白かった。加えてミステリだけでなく、『氷菓』に引き続き、自身の力の有無といったアイデンティティへの問いかけのような要素があったことも、また話を引き立てるのに役立っていたのではと思う。
著者:米澤 穂信
たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)
3篇の話で構成された連作中編だったわけだが、どの話も超光速航行がまだ行えなかった時代の話ということで、宇宙の膨大さというものが如実に表れた内容だったように思う。個人的には表題作である『たったひとつの冴えたやりかた』が一番心揺り動かす話だった。異星人とのファーストコンタクトを経ての二人での冒険、そして決断。それが英断であることは疑いようも無く、だからこそタイトルにもなっている台詞が生きてくる。彼女が生き延びたのならば(たとえそうでなくても)、世界に名を残すことは揺るぎ無いことのように思えた。
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)
1巻から通しての感想。登場人物達の心理描写は非常に細かく描かれていて、それが落ち着いた作風にマッチしている。恋愛の核心をきちんと突いた作品であり、ライトノベルでこれほど恋愛的な要素にきちんと向き合って書かれた作品を、自分は他に余り思い当たらない。全3巻を通して侑子、そして主人公の成長過程が綿密に描かれており、恋愛を題材にし、かつ成長物語りとしての要素も含みつつ、綺麗に話を終わらせることが出来ているのではないだろうかと思う。
著者:森橋ビンゴ


8月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2473ページ
ナイス数:45ナイス

星を継ぐもの (創元SF文庫)星を継ぐもの (創元SF文庫)
読後にタイトルの壮大さを理解し、震えがきた。物語としては、ひたすらに謎を解き明かしていくという内容で、ある種の推理小説のようにも思えたけれど、リアルさのある根拠で描かれる議論の応酬や謎の解明、そしてそれによって真実が明らかにされていく過程は非常に興奮できるものだった。加えて、ドラマ性も合わさったラストには、感動せざるを得なかった。続編も是非読んでみたい。
読了日:08月20日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
追想五断章 (集英社文庫)追想五断章 (集英社文庫)
五つの断章に込められた事件の真実。はっきりと答えが示されないからこそ、掻き立てられるものがある。読後の後味の悪さも相まって、余計。流石米澤さんだと思った。
読了日:08月16日 著者:米澤 穂信
叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)
トラベルミステリは余り読んだことがなかったけれど、この作品の異国情緒溢れる落ち着いた文章には、目を見張るものがあった。印象的で、情景の浮かびやすい文章だった。叙述トリックも見事なもので、ミステリとしても面白い。デビュー作ということだけれど、この作家さんの作品はもっと読んでみたい。
読了日:08月15日 著者:梓崎 優
楽聖少女 (電撃文庫)楽聖少女 (電撃文庫)
音楽の描写に対する相当な熱の入れようが文章から窺えた。文章だけでここまで音楽の躍動感を表せることには、最早感嘆するしかない。史実を下敷きにした物語であるだけに、それらの歴史についての知識を自身が持ち合わせていなかったことが非常に悔やまれる。ゲーテに転生した意味、友人フレディとの関係、そして、ルドヴィカとの出会い。これらを全て内包しながら、偏りの無い、整合性の取れた一つの物語として幕を下ろしている。素晴らしい作品だと思った。
読了日:08月14日 著者:杉井 光
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる5 「別冊パチレモン付き」限定版 (GA文庫)俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる5 「別冊パチレモン付き」限定版 (GA文庫)
真涼の心情の変化は自然として、逆に主人公の真涼への心情というか、本心が見えてこない。一人称である割に、主人公が真涼に関してだけは多くを語らないように見えるのは自分の気のせいだろうか? 何にしても、修羅場は着々と進行しているようで、次巻が楽しみではある。
読了日:08月13日 著者:裕時 悠示
祟りのゆかりちゃん祟りのゆかりちゃん
細かい設定や展開など、読んでいて気になった粗は割かし多かったようにも思うが、ラブコメとしては王道な話であり、純粋に面白かった。主人公はゆとり世代であるが、そのいかにもな感じが一人称の地の文に現れており、主人公のキャラは掴みやすく、笑える部分でもあった。
読了日:08月13日 著者:蒲原 二郎
妖怪談義 (講談社学術文庫 135)妖怪談義 (講談社学術文庫 135)
妖怪の存在の有無ではなく、様々な妖怪たちの話が生まれたその所以、昔の人々が何故その存在を信じるに至ったかの理由を探っていこうとする内容だったかのように思う。
読了日:08月13日 著者:柳田 國男
新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)
どの物語も非常に美しい情景描写で描かれ、童話のようでいて、そこからは深いテーマ性を感じられる。中でもやはり『銀河鉄道の夜』が飛びぬけていたように思う。個人的には『ビジタリアン大祭』での、様々な論理を伴う議論の応酬に興味を惹かれた。
読了日:08月06日 著者:宮沢 賢治

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター



今回のおすすめは、『スワロウテイル人工少女販売処』、『たったひとつの冴えたやりかた』、『東雲侑子は全ての小説をあいしつづける』、『叫びと祈り』、『楽聖少女』です。
是非ご一読をば。

今回の更新はここまで。
それでは。

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