結末から物語りを

2011.10.31 02:40|雑記
どうも、私です。

先日、神様のメモ帳6巻を読み終えたのですが、その中で一つ、心に残る記述がありました。

世界を演繹する。
望む結末のために、そこへ流れ込むすべての道筋を刻み、現実につなげる。


小説を書くということ、引いては物語りを作る事と絡めて、このことが語られていました。
流れとは逆に、物語りを綴っていく。
先に結末を想像しておいて、それに沿うように、自分で好きなように物語りを作っていく。

以前、物語りの作り方について記事を書きましたが、その時私が述べたものとはまた違った手段です。
ですが、確かにこれもまた、理にかなった物語りの作り方だと思います。

見切り発車、行き当たりばったりな形で話を書き出し、破綻したラストに行き着くよりも、最初の段階で確固たる最期を形作っておいて、物語りをそこに導く為に、言い方は悪いですが、自分の都合良く・好き勝手に話を作っていく。
余りやり過ぎると、肝心要な物語りの開始地点に話を集約することが困難になるという事態を招いてしまう恐れもありますが、まあそれはやり方が逆でも同じことです。
ただし、それは最初と最後、どちらから話を作っていっても変わりはない、ということではありません。
物語りの冒頭というのは、読者を惹き付ける要素がなくてはいけませんが、物語りの末尾には、大小なりとも読者を納得させる要素が必要だと私は思うのです。
そういった意味で、いかにして物語りのラストを盤石なものにするか、といった点に焦点を置いた書き方。
それが、先に取り上げた『世界を演繹する』という物語りの作り方なのだと私は解釈いたしました。


この方法は、今からでもすぐに取り入れていける手法だと思いますし、実際に活用していきたいですね。
参考程度に、以前書いた記事もお読みいただければと思います。

物語りの作り方

それでは。

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